●前理事長挨拶  「高福協の活動にあたって」  西田八郎

 

 『二十一世紀と共に日本は、史上まれにみる長期経済不況、渾沌とした社会状況を招き、又世界に先駆け超高齢社会に突入しました。そこで橋口和子前理事長の提唱により、高齢者問題に関心をもつ有志と『先人や先達の志を再確認』し、生を享受する私達高齢者自身が『世界の見本となる高齢福祉社会を創造』し、それを次世代に継承する責務を負うべきであると決断致しました。

 

  経済成長が不安定の中、社会保障制度の確立は難しい状況にあり、高齢者にとって厳しい状況を余儀なくされているのが現状です。高齢社会も時代と共に多様化する中で、慣れすぎた旧体制から目覚め、変化に対応すべく地域社会との繋がりを深め、元気で生きがいある暮らしが出来るように活動していかなければなりません。

 

 人生経験豊富な私達が、地域社会の中で生きがいを感じて生活することが出来る社会を創造するために、高齢者一人一人が連帯し、平和・人権・環境を守り、真に安心して暮らせる社会の実現をめざして活動していきたいと思います。』


 

 

特定非営利活動法人日本高齢・退職者福祉推進協会
前理事長 西田八郎